【少人数で結婚式】完全版～お金・メリットデメリット・演出アイデア～

2023.05.27更新

結婚式はしたいけど、盛大にやりたいとは思わない

コロナ禍だし少人数でいいかな

家族にドレス姿をみせたいだけだから少人数の結婚式にしたいな

と、少人数の結婚式を検討中のあなたへ

この記事を読んだら、少人数結婚式をやるイメージが湧きます。

どのくらいお金がかかるのか、式場のイメージはどんなか、がわかり、ゲストと一緒に楽しく過ごす空間を頭に思い浮かべることができます。

少人数結婚式にかかるお金

少人数の結婚式を挙げるのに必要な費用を、招待するゲストの人数別にまとめました。

人数別にわかる費用の相場

１０名の場合

１０名　７０万円～

１０名の結婚式は両家の家族だけを招待して行う、会食メインのスタイルが多いです。結婚式にかかる費用の内訳は、会場費+料理+衣装などです。司会者や演出、お色直しはせずにゆっくりと家族との時間を過ごします。

２０名の場合

２０名　１００万円～

２０名の結婚式は両家の家族に加えて親族を招待して行います。１０名との違いは、引き出物を渡すことです。会食メインのスタイルに寄せるのか、挙式も行うのか、スタイルによって金額が前後します。

３０名の場合

３０名　１５０万円～

３０名の結婚式は両家の家族、親族に加えて親しい友人を招待して行います。挙式や披露宴を行うスタイルが多く、会場を華やかにするお花やお色直しの衣装にお金がかかります。

選ぶ会場によってかかる費用は違う

結婚式を行うことができる結婚式会場にはいくつか種類があります。

少人数の結婚式が挙げられる式場を下記でご紹介しています。→少人数結婚式ができる会場【６選】

その中でも人気の3会場の費用をご紹介します。

ホテル　　　　２３０万円
ゲストハウス　１９５万円
レストラン　　１５０万円

※挙式+披露宴スタイル・ゲスト３０名バージョン

ゲスト３０名で行う結婚式の費用の相場は１５０～２００万円です。相場より高いホテルにはそれなりの魅力があります。

実は、これまでご紹介した金額は【結婚式会場と契約した場合】の平均費用です。

この半額以下で結婚式をあげることができます。

もちろんクオリティーは落としません。

その秘密を知る

賢く安く結婚式を挙げたい方、必見！「スマ婚」の安さの理由

どのスタイル？費用と人数からあなたにぴったりが見つかる

挙式のみ

挙式のみの費用は、挙式料の５～２０万円+衣装代です。

コロナ禍で会食は避けたいという方が増えたことから、挙式のみの結婚式も増えています。

「家族にドレス姿を見せたい」「父とバージンロードを歩きたい」「チャペルで誓い合いたい」という希望の方におすすめのスタイルです。人数は家族だけの１０名程度でも、親しい友人を呼んで３０名程度でも可能です。

会食のみ

会食のみの費用は、会場費と料理代です。（+衣装代）

１０名　６０万円

２０名　８０万円（+引き出物代）

会食のみのスタイルは家族のみや親族を入れた２０名程度の結婚式におすすめです。新郎新婦はタキシード・ドレスの洋装や和装で着飾り、和気あいあいとアットホームな空間で食事を楽しむことができます。

挙式+会食（披露宴）

挙式+会食（披露宴）の費用は、会場のみのスタイルにプラスして会場を彩るお花や演出、お色直しなどにお金がかかります。

１０名　８０万円

２０名　１００万円

３０名　１５０万円

おすすめの人数は３０名～です。６０名以上の結婚式と同じような流れになります。少人数だからこそできる演出をして、ゲストとの時間を大切に過ごすことができます。

少人数結婚式のメリットデメリット

少人数結婚式のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

少人数結婚式のメリットは４つあります。

アットホームな雰囲
ゲストへのおもてなし◎
結婚式の準備が楽
費用が安く済む

デメリット

メリットがある一方で、もちろんデメリットもあります。

少人数結婚式のデメリットは４つあります。

盛り上がりに欠ける
会場が限られる
ご祝儀が少ない
どの範囲まで友人を招待するか迷う

デメリットを補う秘訣

盛り上がりに欠ける　→　演出で盛り上げる
会場が限られる　→　会場にこだわりなし
ご祝儀が少ない　→　総費用も少ないから大丈夫
どの範囲まで友人を招待するか迷う　→　この数年で会っているかを判断基準に

https://tokkunblog.com/sumakon-meritdemerit/1142/

少人数結婚式ができる会場【６選】

招待するゲストの人数が少人数だと会場が限られるというデメリットがあります。

しかし、限られるといっても「この会場で挙げたい」という特定の強い希望がない場合は安心してください。ゲストハウスやホテルなど会場の種類がたくさんありますが、どの種類の会場でも少人数での結婚式が可能です。

ゲストハウス

ゲストハウスは結婚式のためだけに作られた一軒の結婚式会場です。

１日１組貸し切りの会場もあり、自由にアットホームな結婚式を挙げることができることで人気上昇中！！

ガーデンやプールがあるゲストハウスでは様々な演出ができ、ゲストと一緒に最高の思い出を作ることができます。屋外での演出は天候に左右されやすいデメリットがありますが、相合い傘で入退場をしたりプチギフトでタオルを用意したりと雨ならではの演出も多数あります。

何より「結婚式のため」に作られた会場なので、チャペルはもちろん、控室やお手洗いの場所など細部までこだわりがつまっていてゲストへのおもてなしはバッチリです。

ホテル

ホテルにも結婚式会場があります。有名な「○○ホテル」や「ホテル○○」など知名度が高い場所はゲストの中でも特に年配の方うけが良いです。ホテルなので遠方のゲストには宿泊してもらうことも可能ですし、駅近のところが多いので利便性もバツグンです。

ただ、あくまでもホテルで、結婚式のために作られた建物ではありません。なので、会場へ向かうゲストと控室へ向かう新郎新婦が鉢合わせになってしまうこともあるようです。他の宿泊客の前をドレス姿で歩くのは抵抗があるという方は事前にスタッフと打ち合わせをしておくといいでしょう。

レストラン

少人数婚にぴったりの会場の１つです。

レストランで結婚式を挙げることができます。親しい人達と美味しい食事を！という方におすすめです。

レストランといっても、大きな窓から広いガーデンが見えたり、控え室や映像を流すためのスクリーンが備えていたり、チャペルがあるところもあります。

料亭

和の雰囲気が漂う料亭でも結婚式を挙げることができます。緑豊かな庭園を眺めながらいただく本格料理にゲストもうっとりすることでしょう。完全貸し切りやオーダーメイドで料理を作り上げるプランを行っている料亭もあります。ミシュランガイドで☆を獲得しているお店でも結婚式プランを展開しており、通な方におすすめです。

料亭やレストランで結婚式を挙げると、記念日や特別な日に食事をする思い出の場所としてずっと利用することができるところも素敵です。

教会

教会とは、神父や牧師が常駐し祈りをささげる公の場所とされています。よく耳にする「チャペル」とは少し違います。

「カトリック」と「プロテスタント」という２つの宗派があり、マナーやしきたりが異なるので確認してみましょう。基本的に今では多くの教会で信徒であるなしに関係なく挙式を挙げることができます。ただ、披露宴会場がない場合がほとんどなので、近隣の会場を自分たちで手配する必要があります。

神社

日本の伝統的な挙式スタイルの１つです。神社での結婚式は「神前式（しんぜんしき）」と呼びます。

白無垢、紋付姿を心待ちにしている親族の方のために・・という方も多いようです。神前式では新郎が活躍する場が多く、頼もしい姿を見せる絶好のチャンスです。

ご縁のある神社で、毎年の初詣、お宮参りや七五三などを行うこともでき一生の付き合いになることでしょう。

少人数結婚式におすすめの演出【厳選７アイデア】

結婚式では様々な演出が行われます。何をするかは新郎新婦次第！ということで、演出を楽しみにしているゲストもいるのではないでしょうか。たくさんある演出の中から、少人数の結婚式におすすめなものを７つに厳選しました。家族だけの結婚式でも、会食のみの結婚式でも使える演出です。

少人数婚におすすめな演出: 一人一人へ招待状
レターセレモニー
誓いの言葉、乾杯の挨拶を家族に依頼
司会進行を新郎新婦が行う
ゲスト全員から一言
ロシアンルーレット

一人一人へ向けて特別な招待状を送る

まさに少人数だからこそできる演出です。

デザインを両親と親族と友人とで変えたり、運試しシールを貼ってみたり、メッセージを書いたりオリジナルの招待状を出してみましょう。その際、失礼のないようにマナー厳守をおすすめします。

レターセレモニー

一人一人へ手紙を渡す演出です。レターセレモニーは、挙式前に全員で手紙をオープンして読み終えたタイミングで新郎新婦が登場するという感動的な演出です。型にはまることなく、渡し方を工夫することでオリジナリティーがでます。

席札にメッセージを書いておく
ウォールレター（壁に手紙を飾ってゲストが受け取る）
受付の人から渡してもらう
新郎新婦が直接渡す
テーブルラウンドで渡す

誓いの言葉を「姉」に依頼

牧師さんのセリフを「姉」などのゲストにお願いする演出です。

ゲスト「ふたりに尋ねます。これから先どんなことがあっても、２人で力を合わせて幸せな家庭を築くことを誓いますか？」

新郎新婦「誓います」

セリフをちょっとひねるだけで、面白くなります。家族とのアットホームな雰囲気だからこそできる特別な演出です。大切な人達の前で誓う「人前式」がおすすめです。

乾杯の挨拶を「兄」に依頼

祝辞や乾杯の挨拶は会社の上司などにお願いするのが一般的です。しかし、少人の結婚式では仕事関係の人を招待することは少ないでしょう。招待するゲストの中で逸材がいないか検討してみてください。笑いあり涙ありの結婚式になります。

司会進行を新郎新婦が行う

１０名～２０名ほどの結婚式では、司会をプロに依頼しない場合が多いです。それを生かした演出として、新郎新婦が司会進行を行うことでより二人の雰囲気が会場を包み込みます。

ゲスト全員から一言スピーチ

少人数結婚式では、演出やお色直しをせずにゲストとゆっくりとした時間を過ごすことも多いです。時間に余裕があるからこそ、親しい方たちから新郎新婦との思い出話など一言ずつお祝いのメッセージをいただくことができます。おもしろ話や今だから言えるエピソードなどがでてきて盛り上がる演出です。

急に「一言」と言われても何も話していいのか困ってしまう方もいると思うので、お題を用意すると話しやすいのではないでしょうか。事前に「一言スピーチがあるよ」とお伝えする場合は、気合いが入りすぎると尺が長くなることが予想されるので「１分」など時間指定もすると上手く進行していけます。

ロシアンルーレット

演出という名の「ゲーム」です。盛り上げたい方におすすめです。シュークリームの中に梅干しを入れたハズレを１つ忍ばせて、みんなで一斉に食べます。ハズレの人にプレゼントなどを用意しておき、みんなが楽しめるゲームにしましょう。ハズレではなく、１つだけチョコレートのアタリを用意するのもいいでしょう。ヨーロッパでは結婚式で子孫繁栄、豊作を願ってシュークリームを食べるそうです。

会場が用意してくれるのか、または食べ物を持ち込んでもいいのか打ち合わせが必要です。

実際に少人数結婚式を挙げた新郎新婦の口コミ

大きな式じゃなくて家族と友人数人の少人数結婚式だったけど、お互いの顔が見えて、全員と話ができて、自分たちに合っていたのかなって思いました。最初は挙げるかどうかから迷ったけど、本当に挙げてよかった。

https://twitter.com/yuzupo724/status/1005652078931292160